ホワイトニングの歴史と現代の治療法紹介

ホワイトニング本国の米国ではほぼ100%の歯科医院が、10年遅れているとされる日本でも約50%の歯科医院で何らかのホワイトニングが臨床に取り入れられています。  最近では、患者様の方から、ホームホワイトニングをやりたい、オフィスホワイトニングは後戻りが早いですか?と問い合わせをいただくこともあって、かなり細かいところまで周知されてきているのだと感じています。  しかし、上のホワイトニング年表図を見ると、昔より酸化剤が色素を消すことはわかっていてもいかに効率的に歯の白さを実現するか?という問題は意外に最近まで達成されていないことに気付かされます。1980年代まで、以下のパワーホワイトニングという危険な方法が行われていたことは、改めて驚きます。そして、ようやくホワイトニングという治療法の骨格部分であるホームホワイトニングがV・ヘイウッド教授によって開発されて、ようやくホワイトニングの日の出を迎えた観があります。ここで提示された最も重要なことは、ホワイトニング治療という施術法が容易で、幾つかの点でより安全性を獲得したことです。それまではウォーキングブリーチ法にしても、わざわざ生きている歯の神経を殺した上で、歯を白くすることができるという大きな犠牲を払わなければならなかったり、パワーホワイトニングではホワイトニング治療の際に、歯の神経が死んでしまったりしました。  ホームホワイトニングでは、そのようなトラブルは全く出ませんでした。ただ、人間は次なる時間の短縮とより科学的に安全な方法を選択したくなる生き物のようです。  昔の原始的なホワイトニングから見たら、ホームホワイトニングは素晴らしいの一語ですが・・・、でも仕方ないですね。いつまでの蒸気機関車で満足するのでなく、新幹線やリニアモーターカーを発明したくなるのが人間の性ですからね