ホワイトニングの歴史と現代の治療法紹介

 オフィスホワイトニングの起源は1991年にフリードマンが開発したものです。この薬剤の出現が、ホワイトニング暗黒時代を築いたパワーホワイトニングに引導を渡したとされています。しかし、現代の視点からみると、治療効果はウォーキングブリーチとほぼ同等であり、オフィスホワイトニングという即効性という治療法のイメージとはかけ離れたものでした。光を照射することでは、パワーホワイトニングの術式を踏襲していましたが、現在の視点からは加熱という点ではともかく、基本的にはそれも的外れだったことが検証されています。  しかし21世紀になると、薬剤が過酸化水素の分解を容易にする触媒の研究が進んだことで、光波長による分解反応の限界や分布がわかってきたため、いくつかの有効なシステムが出現してきました。こうした治療効果の認められる幾つかの新世代オフィスホワイトニングシステムは、光波長以外にも触媒を含み(金属イオンによるフェントン反応、二酸化チタンなどが有名)、これまでのホワイトニングの能力を目一杯引き出し、短時間で目に見えて歯を白くすることが可能になりました。